タイトル通り、今回はわたしがスペイン語を「読めるようになるために」実践していた勉強法をご紹介します。
まぁ、別に特別なことでもないんですが、当時何を読んでも分からなかったわたしは、本屋さんに行ってどの本が面白いのかもよく分からず、絶対これなら!と思ってコルドンブルーの家庭料理みたいな本のスペイン語版を2冊買ってみました。一つはじゃがいもを使ったお料理シリーズでもう一つは朝ごはんシリーズ。
もちろん見開きの半分はおしゃれな写真で、テーブルセッティングとかおなべとかも素敵で見てるだけでも満足な感じ。写真を見てるとやっぱり美味しそうだし、じゃがいもシリーズなんて簡単に決まってるし、じゃあ何か作ってみようかなという気にもなるのですよ。朝ごはんシリーズもなんだか気取ったおされな朝ごはんで、あ、作ってみたいなーという気になるわけです。そうなると、やっぱりじゃがいもは patatas というのか、とか hervir の意味は茹でるか、とかそういう感じでちょっとずつ使える単語が頭に入ってくる。しかもレシピ本って使う単語がかなり限られてるし何度も何度も同じ言葉が出てくるし、大体写真つきだからどういうものか想像できるので辞書なしでも理解できる、というなんだかいいことづくめで気分も上がるのです。
別に毎日料理するわけでもないけれど自分の興味のあることだし、このやり方で長い年月をかけて大体の調理法や料理に関する表現、食材の名前は頭に入ったんだろうなと思います。わたしの時代は本しかなかったけれど、今は youtube なんかも駆使したら聞き取りの勉強にもなると思います。
この2冊に関しては、正直言うと見て楽しんだだけで一度も作ったことがないんですが、とにかく自分の好きなことや興味のあることなら飽きずに続けられるという意味でこの方法は本当におすすめです。