Composición y entonación de las palabras (単語の構成とイントネーション)
A. 音節 (La sílaba)
スペイン語の単語は音節で構成されています。 たとえば、cama という単語には2つの音節 (ca-ma)があり、españolas という単語には4つの音節 (es-pa-ño-las) があります。 音節は常に母音の前後をグループ化した1つ以上の音で構成されます。
音節には、 aro (a-ro) の «a» ように単一の母音だけで構成されることもありますが、子音だけで構成される音節はありません。つまり、各音節内には少なくとも1つの母音が存在するということになります。
音節とは、音の塊の最小単位です。音節を意識しながら話すのは難しいかもしれませんが、たとえば、手のひらを口の前に置き、pelota という言葉を声に出してゆっくり言ってみてください。口から3回空気が出ていることに気づきましたか。 そうです。これが音節で、pelota は3つの音節から成っていることが分かります。これは厳密な規則ではありませんが、単語がいくつの音節を持っているかを認識するのに役立ちます。
では、練習問題を通して実際をに音節について見てきましょう。
Actividad 1
今はすべての単語の音節の区切りが分からなくてもご心配なく。 単語によっては音節の区切り方が他の単語と異なるものもあります。 ここで大切なことは、各単語内のこの「小さな区切り」の概念を理解することです。
B. 強音符・アクセント記号 (La tilde)
B.1. 決まり (La regla general)
音節には2つのタイプがあります。一つが強音節 «sílabas tónicas»、もう一つが弱音節 «sílabas átonas» です。 強音節は、単語内で最も強いイントネーションを持ち、残り全ての音節が弱音節となります。
例として mano という言葉を聴いてみましょう。
母音 «a»が母音 «o» よりも強く発音されていますね。これは、 mano という言葉の強音節が (ma)であるためです。もしそれが逆の場合、mano という言葉を次のように発音することになります。
では、単語のどの音節が強音節に当たるのかはどのようにしたら分かるのでしょう。例外はありますが、一般的なルールはとても簡単です。徐々に見ていきましょう。
Actividad 2
まず、ここに出てくる単語を見て、どのようなイントネーションなのかを想像してみてください。全ての単語を一通り見た後、オーディオでそれぞれの単語のイントネーションを聴いてみましょう。
- CA-MA
- CO-HE-TE
- O-LA
- BAR-CE-LO-NA
- CO-CHE
- HOR-MI-GA
- PE-RRO
何か共通のパターンが見えてきましたか?自分なりの答えが見つかるまで何度も聴いてみてください。
イントネーションのルールが分かりましたか?それでは次の質問に答えてみてください。
B.2. アクセント記号の使い方 (El uso de la tilde)
さて、スペイン語の単語の一般的なイントネーションの決まり(最後から2番目が強音節)が分かったところで、この決まりに従っていない例を見てみましょう。
Actividad 3
まず、ここに出てくる単語を見て、どのようなイントネーションなのかを想像してみてください。全ての単語を一通り見た後、オーディオでそれぞれの単語の発音を聴いてみましょう。
- SO-FÁ
- BO-LÍ-GRA-FOS
- TE-LE-VI-SIÓN
- CA-RAC-TE-RÍS-TI-CA
どうでしょうか。母音の上に斜めの線がある単語は、今まで見てきた一般的な決まりに従っていません。この斜めの線があると、強音節は最後から2番目の音節でなく、この線のある音節になります。ちなみに、この斜めの線は «tilde»・«acento gráfico»(強音符またはアクセント記号)と呼ばれています。
実際、アクセント記号の規則は多少複雑で例外もあるのですが、今まで見てきた2つの決まりを知るだけでスペイン語の大部分の単語のイントネーションが分かるようになります。
Actividad 4
次の10個の単語を声に出して読んでみましょう(意味が分からなくても大丈夫です。ここではイントネーションの理解を深めましょう)。
次に、自分の声を録音し、その後でオーディオを聴いて自分のイントネーションが正しいかどうかを確認してみてください。
- Ahora
- Camiseta
- Escorpión
- Niños
- Almohada
- Cápsula
- Bigote
- Cántaro
- Canto
Actividad 6
イントネーションの基本を学ぶための最後の練習問題です。
ここに出てくる単語はすべて基本の決まりに沿っていません。アクセント記号が必要です。
この単元では音節、強音節、弱音節、イントネーションなどを取り扱いました。スペイン語のイントネーションの決まりはあまり複雑ではないので、この単元の内容を理解していればイントネーションのスタートは完璧です。新しい単語が出てきたら、まずは声に出して発音を確かめる癖をつけていくといいと思います。