Entender las direcciones en España (スペインで所在地を理解する)
A. Nombres de viviendas (住宅の名称)
スペインで一般的に使われる住宅の名称はかなりの数になります。ここでは都市部や大きな村などで見られる住宅をみていくことにしましょう。
それぞれの住宅の種類と特徴を見てみましょう。
Casa
村や小さな町に多くみられる一戸建て住宅で2階建以上の高さがあるものが一般的です。壁一枚で隣の家と隣接していることもあります。
Chalet
一戸建て住宅で建物は庭や土地で囲まれています。
Piso
同じ建物内にいくつかの家がある集合住宅です。
Apartamento
部屋数などが少ない小さなピソで一般にはセカンドハウスとして使われます。一般のピソに比べるとコストを抑えた資材を使うことが多いようです。
Estudio
空間が壁で仕切られておらず居間と寝室が同じスペースにあり、台所も入っていることもあります。もともと住宅用でないスペースを後から改装し住宅として使用しているケースもあります。
Ático
ピソの最上階にありルーフバルコニーがついています。天井が若干低めに造られているケースもあります。
Actividad 1
それでは確認してみましょう。
Un poco de cultura española (ちょっとしたスペイン文化のお話)
La palabra casa («casa» という言葉)
この単元を進める前に知っておいてもらいたい大切なポイントがあります。それは casa という言葉が、ある種の一軒家を意味するだけでなく、「我が家」を意味するということです。スペイン人がよく使う me voy a casa という表現はその人が一軒家に帰るという意味でなく、後者である我が家を指し、「ぼくは(自分の)家に帰りますよ」という意味になります。 似たような例として、quiero comprar una casa は、一戸建て住宅を買いたいという意味ではなく、「自分の家を買いたいです」という意味になります。
Actividad 2
Arancha が Julián に最近の家族の話をしています。
B. Las direcciones en España (スペインでの所在地の表し方)
Arancha と Julián が話しを続けています。強調されている言葉を意識しながら会話文を一度読んでみてください。その後で、ここに出てきた新しい言葉について見ていきましょう。
J: En Madrid, ¿dónde vives?
A: Vivo cerca de la plaza Mayor, en la calle de los Milaneses.
J: ¡Ah! ¿Sí? ¡Qué barrio más bonito! Mi abuela vive cerca. ¿Tú, en qué número vives?
A: Yo vivo en el número 3. ¿Y tu abuela?
J: Mi abuela vive en la calle de Santiago, en el número 14. Yo vivo en otro barrio.
A: ¿Sí? ¿Dónde?
J: Vivo cerca del parque de El Retiro, en la avenida de Nazaret. Ya sabes, esa calle amplia que comienza en la plaza Nazaret.
A: ¡Anda! ¡Ese barrio sí que es bonito!
会話の内容を確認できます。ただし、ここにある訳はニュアンスを理解するためのもので直訳ではありません。
J: マドリードのどこに住んでるの?
A: マジョール広場の近くのミラネセス通り。
J: そう?すごくいい地区だよね。僕の祖母が近くに住んでるよ。何番に住んでる?
A: 私は3番に住んでるけど。おばあさんは?
J: 祖母はサンティアゴ通りに住んでるよ、14番。僕は違う地区に住んでる。
A: そう、どこなの?
J: レティーロ公園の近く。ナサレ大通り。ナサレ広場から始まる広い通り、知ってるでしょ。
A: 知ってる!あの辺こそいい所よね。
Actividad 3
Arancha と Julián の会話の内容を参考にしながら次の単語の意味を考えてみましょう。
calle · avenida · barrio
Un poco de cultura epañola (ちょっとしたスペイン文化のお話)
スペインを旅したことはありますか?または近々スペインへ来る予定などがありますか?
ホテルやレストランがどこにあるかを探してみるとこんな情報が出てきます。
Museo Guggenheim Bilbao
Avenida Abandoibarra, 2
48009 – Bilbao
Museo Histórico Municipal de Écija
Plaza de la Constitución, S/N, 41400, Écija, Sevilla
ここで、一緒に住所の解析をしてみましょう。
まず初めに現れるのが道路や広場などの種類の名称です。次の三つが最も多く使われています。
– calle (通り)
– avenida (大通り)
– plaza (広場)
それぞれ «C/» · «Av.» · «Pl.» と省略形で表示されることが多いのでこれも覚えておくと便利です。
道路や広場などの後には具体的な通りや広場などの名前、番地が続きます。番地がない場合には «s/n» (sin número の略: 番号なしの意)と書かれます。一般的に、広場や、番号が必要ないほどの小さな通りなどには番地はつきません。
次に5桁の数字があります。これは郵便番号です。
郵便番号に続くのが都市名、そして県名です。Madrid 県の中に県都 Madrid があるように県の名前と都市名が同じことがあります。このような場合には県名を省略することができます。
Actividad 4
ここで、インターネットを使ってモニュメントの所在地を調べる練習をしてみましょう。
C. En el parque (公園で)
Actividad 5
街や村には公共の公園があります。ちょっと休んだり、散歩したり、スポーツやゲームをしたり、遊具を使ったり色々と楽しめます。ここでは、公園で目にするものの名前を覚えましょう。
絵が見づらい場合には、携帯電話の向きを横向きにしてください。
Arancha と Julian が買い物の帰りに小さな公園に着きました。写真をよく見ながら会話文を読んでみましょう。
A: Mira, Julián. ¿Nos sentamos en este banco para descansar un poco?
J: ¡Ay! Yo prefiero tumbarme en el césped. ¿Vamos ahí?
A: ¿Dónde? ¿Al lado de esa papelera? ¡No, no! Yo no me tumbo al lado de una papelera…
J: Vale, vale… Pues nos sentamos en un banco, pero no en este banco. Vamos mejor al banco que está cerca del arbusto.
A: ¿Cuál? ¿Ese?
J: No, no. ¡Eso no es un arbusto, es un árbol! Yo digo aquel arbusto, el arbusto que está al lado del otro árbol oscuro.
A: ¡Ay! Pero estoy muy cansada… ¿Por qué no nos sentamos en este banco?
J: Bueno, vale…
D. Este, ese y aquel (この/その/あの)
Arancha と Julián の会話では色々な指示詞が使われていました。どのような使われ方をしていたか分かりましたか?次の問題を使って練習してみましょう。
Actividad 6
Actividad 7
それぞれの指示詞が複数形の物を指す場合にはどのように変化するでしょうか。
指示詞のまとめです。細かな違いを区別できるようにしておきましょう。
指示詞 este/ese/aquel | ||
---|---|---|
男性名詞を修飾する場合 | 女性名詞を修飾する場合 | |
単数 | este, ese, aquel | esta, esa, aquella |
複数 | estos, esos, aquellos | estas, esas, aquellas |
Una diferencia muy interesante entre Japón y España son las direcciones de las viviendas. Después de estudiar este tema, sentirás que puedes moverte por cualquier ciudad y entender cómo llegar a la dirección de un amigo español, a un restaurante, a un museo…