こんにちは!Mayrit blog ではスペインでの生活やスペイン語に関するちょっとした独り言や効果的なスペイン語の勉強法などを随時綴っていきたいと思います。気の向いた時にちらっと読んでいってください。
さて、今日は基本の基本、挨拶に関する私的考察①です。
¡Hola!
日本語にどうも訳しずらい «¡Hola!» はとにかくいつでも誰にでも使えてすごく便利。例えば、家族が仕事や学校から家に帰ってきた時も «¡Hola!» です。なんとなく私たち日本人にとっては綴りもビジュアル的にかわいいので、仕事の面接なんかではフランク過ぎて使えなさそうな感じがしますが、実は大丈夫。«¡Hola, buenos días!» こんな感じで使えます。お店でも、例えばレジで自分の番になった時、«¡Hola!» が使えます。スペイン語会話を習っていたりすると「もしもし」の訳が «¿Diga?» とか教えてもらいますが、せいぜいセールスの電話を受けた時くらいで実際にはあまり使ってるところ、見たことないです(もちろんお仕事なんかで使う人もたくさんいると思いますが)。わたしは電話の話し始めは大抵 «¡Hola!» です。「聞こえてる?」みたいなニュアンスを伝えたければ、ちょっとお尻を上げる感じで «¿Hola?» でいけます。
友達同士のチャットやメールだと、口語調で、«¡Holaaaaaaa!» とかそんな感じで始まります。
¿Qué tal?
次に来るのが、«¡Hola!» とほぼセット使用と言っても過言でない «¿Qué tal?»。「どう?」だとか「元気?」だとかそんな感じで、相手の調子を聞く言葉ですが、個人的には、あまりに当たり前に使われぎていて、本当は質問なんだけれど答えても答えなくてもどっちでもいい、みたいな扱いをされている気がします。具体的に何かの様子を知りたい時には «¿Qué tal fue?(どうだった?)» とか «¿Qué tal tu perro? (わんちゃんどう?)» みたいな感じで、これらはちゃんと答えを期待した質問ですね。ちなみに、道で隣人に会った時大抵の場合、«¡Hola¡ ¿Qué tal?» という挨拶を交わしますが、例えば、その «¿Qué tal?» に答えたい場合、たとえお腹がいたくてもあまり知らない人だとか親しくない人の場合、«Muy bien.» とか言っちゃいますね。そこで、わたしは今お腹が痛いんです、とかすごい悩んでますとかそういう深い話には持っていきません(言われても困るし)。その後立ち話になった場合には「実はね…」と話が深まることもありますが。